ルールを守って撮影を楽しみましょう!

撮影のマナーガイド

1. 撮影における共通のマナー

撮影可能な場所か確認する

撮影したい場所が撮影可能かどうかを確認しましょう。私有地や線路の周辺などは、立ち入りが制限されていることがあります。撮影が許可されている場所であることを確認し、安全に撮影しましょう。

周囲に配慮しましょう

撮影ポイントを独占せず、周囲に配慮しながら譲り合って撮影しましょう。特に人が多い場所では通行の妨げになっていないか、機材等の荷物が邪魔になっていないか、人や物にぶつかっていないか周囲に配慮しましょう。

ゴミの持ち帰りと分別

ゴミはご自身で持ち帰りましょう。ゴミ箱がある場合は、きちんと分別してゴミ箱に捨てましょう。

2. 観光地・公共の場所での撮影マナー

観光客や参拝者を優先する

一般の観光客や参拝者を優先して、周りに配慮しながら迷惑にならない撮影を心がけましょう。

仏像・史跡・文化財への配慮

仏像、史跡、文化財などを訪れる際には、その価値と歴史的重要性を尊重し、慎重な行動を心掛けましょう。

機材での場所取りはNG

公共の場所で機材による場所取りは控えましょう。長時間立ち止まって撮影したり、機材を置いて場所を確保することは周囲の人々に迷惑をかけるだけでなく、盗難のリスクも高まります。

3. 著作権、商標権、肖像権などの撮影マナー

被写体の権利を尊重しましょう

人物やペット、個人の所有物を被写体とする場合は、第三者の権利を侵害しないように心掛ける必要があります。撮影前には被写体本人(未成年の場合は保護者)や飼い主、所有者から許可を得ることが重要です。著作権、商標権、肖像権などの権利を尊重しつつ、良識ある撮影を心掛けましょう。

ネット掲載時の権利尊重と許可取得に注意しましょう

人物やペット、個人の所有物をを撮影し、それをインターネットやSNSに掲載する場合は、撮影許可だけでなく第三者の権利を尊重し、適切に許可を得ることが大切です。

4. 自然・野鳥・動物の撮影マナー

自然環境を保全しましょう

自然・野鳥・動物撮影において、環境保護が最優先です。自然環境への配慮が重要で、ゴミの持ち帰りなどは必須です。周囲への迷惑や生態系への悪影響を防ぐため、自然環境の保全に心掛けましょう。

野生動物・野鳥に餌付けをしない

餌付けは動物たちの生態に悪影響を及ぼし、健康に害を及ぼす行為です。人間への依存性が高まり、生態系にも悪影響を及ぼすことがあります。野鳥の場合、巣に近づかない、子育ての季節は撮影を控えましょう。野生動物・野鳥の生態に合わせた行動を心掛け、自然環境に配慮した撮影を行いましょう。

5. 鉄道の撮影マナー

線路や踏切内に立ち入らない

線路や踏切内には立ち入らないようにしましょう。鉄道営業法で禁じられています。線路外や踏切外で撮影を行う場合でも、安全な場所を選び、周囲の状況に十分な注意を払いましょう。

運転席に向かってストロボ撮影は厳禁

強いストロボ光は運転士の視界を妨げ、事故につながる恐れがあります。運転席に向かってストロボ撮影をするのは止めましょう。

撮影機材や関連機材の持ち込みについて

周囲の人々や列車への影響が出ない範囲で、撮影機材や関連機材を使用するよう心掛けましょう。場所取りを目的として三脚などを使用したり、撮影中に道を塞いだりする行為は、トラブルのもととなり得るので避けましょう。周囲の人々への配慮と安全な撮影環境を確保するために、ルールや規制を遵守しましょう。

ドローン(無人航空機)の撮影について

無人航空機を飛行させる場合には、国土交通省の「小型無人機等の飛行禁止法」や都道府県・市区町村等が定める条例等に従い、飛行許可・承認申請とは別に、飛行を希望する地域で無人航空機の飛行が可能か必ず確認の上、管理者等に対し必要な手続きをお願いします。

国土交通省 無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルールについてはこちら