撮影情報

下郷町で見つける初秋の風景

朝晩の風が少しずつ涼しくなり、木々の緑もどこか柔らかさを帯びてくる9月。下郷町にも秋の気配が訪れ、散歩やドライブの途中でふと足を止めたくなるような景色に出会えるようになります。黄金色の田んぼや澄んだ空、そして夕暮れの柔らかな光。初秋の下郷町にはこの季節ならではの穏やかな時間が流れています。

黄金色の田園を走る列車

実りを迎えた田園の中を、会津鉄道の赤い列車が走り抜けます。黄金色に染まる田園と空いっぱいに広がるうろこ雲の景色は、まさに初秋ならでは。写真を撮る人も、ただ眺める人も、この時期の下郷らしい一瞬に心を惹かれます。

道の駅しもごうから望む、夕暮れと雲海

夕方になると「道の駅しもごう」からは、山あいに沈む太陽を望むことができます。オレンジ色に染まった空に山々のシルエットが浮かび上がり、思わずカメラを向けたくなる光景。下郷町の夕暮れは、ゆったりとした時間を彩ってくれます。

条件のそろった朝には、道の駅しもごうの西側高台から雲海が広がる様子を望むことができます。

見られるのは9月下旬から11月頃の冷え込みが強い朝。前日に雨が降った後や、放射冷却で気温がぐっと下がった日がチャンスです。観賞のおすすめ時間帯は早朝6時〜8時頃。朝日が差し込む瞬間に重なると、一層美しい光景に出会えます。

夕暮れと雲海。時間帯によってまったく異なる景色を楽しめるのも、「道の駅しもごう」ならではの魅力です。

これから山々が色づく紅葉の季節へ。秋が深まるごとに、また違った景色に出会えるのも楽しみです。