撮影情報

新緑と花々が彩る絶景が楽しめる季節

下郷町の新緑と花々がもっとも美しい時期は4月下旬〜5月下旬ごろです。
冬の眠りから目覚めた生命の営みが、柔らかく鮮やかな色で彩られ、自然が再び生き生きと輝きます。生き物も活発になり、鳥のさえずりが耳に心地よく響き、自然の息吹を感じることができます。花々に心を癒されながら春の絶景が楽しめるスポットをご紹介します。

新緑の季節になると、田んぼや畑は美しい風景に変わります。キラキラと輝く草花や、遠くに広がる山々が、青空と共に清々しい風景を演出します。農作業の準備も始まり、トラクターの色彩も見事に新緑に調和しています。そして、菜の花やたんぽぽの花が、春の雰囲気を一層楽しませてくれます。

5月中旬ごろからは、田んぼに水が引かれ始め、田植えが始まり、新たな表情を見せてくれます。里山の暮らしが生み出す、どこか懐かしい風景に魅了されます。

田んぼの畦に咲くたんぽぽ。すっかり成長して綿毛になっています。緑を背景に黄色の花と真っ白な綿毛。とても素朴で可愛らしい被写体です。

アザキ大根の花・菜の花

下郷町の県道347号線沿いの落合地区では、アザキ大根の花と菜の花が見頃を迎えています。新緑、菜の花の黄色、そしてアザキ大根の優しいピンクが混ざり合い、まさに絶景と呼ぶにふさわしい美しい風景が広がっています。

アザキ大根の花の見頃は5月末ごろまで。また、落合地区にはそばの花畑で有名な「猿楽台地」でも現在、アザキ大根の花が見頃を迎えています。

塔のへつりの藤の花

下郷町の人気観光スポット「塔のへつり」にも、春を告げる藤の花が見頃を迎えています。塔のへつりの絶壁を覆う木々の中には、所々に薄紫色の藤の花が咲いています。春の塔のへつりは、午前中よりも午後の方が日の入りがよく、撮影に適しています。塔のへつり入口のロータリーには、藤の花が咲く東屋があります。その上部には藤の花が咲き、垂れるように美しく咲き誇っています。見頃は5月下旬ごろまでです。