撮影スポット

塔のへつり

とうのへつり
塔のへつり
塔のへつり
塔のへつり
塔のへつり

百万年の歳月が生み出した奇岩と四季の美

奇岩と吊り橋が織りなす、下郷町を代表する景勝地
福島県下郷町を流れる大川(阿賀川)沿いに、塔のような奇岩が連なる「塔のへつり」。百万年の歳月をかけて浸食と風化を繰り返し形づくられた景観で、1943年(昭和18年)に国の天然記念物に指定されています。
奇岩と吊り橋、その間を流れる川がつくる景観は、季節によってさまざまな表情を見せます。春から初夏にかけての新緑や藤、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季を通して異なる風景に出会える、下郷町を代表する撮影スポットです。

塔のへつり 空撮
塔のへつり 全景

塔のへつりの奇岩と渓谷
「へつり」とは、断崖や急斜面を意味するこの地方の言葉です。
塔のへつりでは、大川(阿賀川)の流れによる浸食と風化によって岩壁が削られ、塔が立ち並ぶような独特の景観がつくり出されています。岩石の性質や構造によってさまざまな形に浸食された地形は、風化や浸食による自然現象を示すものとして、国の天然記念物に指定されています。

塔のへつり 奇岩
塔のへつり 奇岩

岩には形の特徴で名前が付けられています。屏風岩、烏帽子岩、護摩塔岩、九輪塔岩、櫓塔岩、獅子塔岩、鷲塔岩、舞台岩などがあります。

塔のへつり 地層

塔のへつりの奇岩の特徴
塔のへつりにそびえる奇岩は、約2800万年から100万年前に形成された新第三紀層の凝灰岩でできています。長い年月をかけて川の水流や雨風が岩を削り、柔らかい部分が浸食されることで「へこみ」が生まれました。その結果、硬い部分がひさしのように突き出し、さらに縦に走る割れ目(節理)に沿って侵食が進むことで、幾重にも重なった塔のような独特の形がつくられました。

塔のへつり 吊り橋

 

塔のへつりの奇岩へ続く吊り橋

塔のへつりの吊り橋
奇岩の間に架かる吊り橋も、塔のへつりを象徴する風景のひとつです。
吊り橋と奇岩、川を一緒に見渡す風景だけでなく、橋を渡ると岩壁をより間近に見ることができます。深くえぐられた岩のアーケードを歩くことができ、見る場所によって渓谷の印象も変わります。

 

岩穴に祀られた 虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)

塔のへつり虚空蔵菩薩
塔のへつり 虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)

塔のへつりの最奥、石段を登った所に虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)が安置されています。洞窟のように窪んだ場所にあり、大同2年(807)に坂上田村麻呂により創建されたと伝えられています。

虚空像菩薩は、知恵や福徳をもたらす菩薩さま。そのご利益は成績向上や記憶力増進、商売繁盛、技芸向上などです。
塔のへつりに訪れた際には、ぜひご挨拶してみてはいかがでしょうか。

塔のへつり_入口

塔のへつりの入り口付近には、地元の民芸品を扱うお土産店や会津地方のグルメを楽しめる飲食店が立ち並び、観光客にとっても楽しみの一つとなっています。

季節の見どころ・撮影情報

新緑や藤、紅葉、雪景色など、季節によって大きく表情を変える塔のへつり。フォトナビ下郷で実際に撮影した写真とともに、それぞれの季節に見られる風景をご紹介します。

春から初夏|新緑と藤が彩る塔のへつり

塔のへつり 春
塔のへつり 5月上旬 15:00頃

春の塔のへつりは、新緑が芽吹き、山全体が鮮やかな緑に包まれる美しい季節です。ところどころに咲く藤の花が、淡紫色のアクセントを添え、景色に彩りを加えます。

新緑と断崖、水面のコントラストが見事で、訪れる人々を魅了します。塔のへつりは多くの観光客が訪れる人気のスポットですが、早朝の人の少ない時間に訪れると、人がほとんど写り込まない写真を撮ることができます。午前中の日差しが強い日は、塔のへつり全体が日陰になるので、正午以降の撮影がおすすめです。新緑の中に佇む断崖を背景に、鮮やかな自然の風景をカメラに収めるのは春の撮影の醍醐味です。

塔のへつり 藤まつり

新緑の塔のへつりに咲く藤の花
新緑の塔のへつりに咲く藤の花

5月中旬頃から、へつりの奇岩にヤマフジが垂れ下がり見事な景観を見ることができます。このヤマフジが見ごろになる頃、藤まつりが開催されます。

新緑|水面に映る塔のへつり

新緑が水面に映る塔のへつり
新緑が水面に映る塔のへつり

新緑の季節には、塔のへつりを囲む木々が鮮やかな緑に染まり、奇岩や川と重なり合う瑞々しい風景が広がります。
風が穏やかな日には、周囲の木々や岩肌が水面に映り込むことも。天候や時間によって変化する川面も、この季節に見られる塔のへつりの表情のひとつです。

 

秋|紅葉に染まる塔のへつり

紅葉に染まる塔のへつりの奇岩と吊り橋
紅葉に染まる塔のへつりの奇岩と吊り橋
紅葉の季節の塔のへつり吊り橋
紅葉の季節の塔のへつり吊り橋

塔のへつりは、例年10月下旬から11月上旬にかけて紅葉の見頃を迎えます。白い岩肌を背景にモミジやナラなどが赤や黄色に色づき、奇岩や吊り橋、川と紅葉が重なる秋ならではの風景が広がります。

岩肌に刻まれた模様や風化の痕跡、紅葉の間に生まれる光と影など、景色の細部にも秋ならではの表情が見られます。

※色づきの進み方や見頃は、その年の気温や天候によって変わります。撮影に訪れる際は最新の紅葉情報をご確認ください。また、落ち葉などで足元が滑りやすくなる場合がありますので、安全に十分注意して撮影してください。

 

冬|雪に包まれる塔のへつり

 

雪に覆われた塔のへつりの奇岩
雪に覆われた塔のへつりの奇岩

冬になると、奇岩や周囲の木々が雪に覆われ、塔のへつりは春から秋とは大きく異なる風景を見せます。白い雪をまとった岩肌と川がつくる景観は、この季節ならではの塔のへつりの姿です。
積雪や凍結などの状況によって吊り橋を渡ることができない場合があります。冬季に訪れる際は現地の状況を確認し、安全に十分注意してください。

塔のへつりライブカメラ

塔のへつりの現在の様子をライブカメラでご覧いただけます。撮影や観光で訪れる際の現地状況の確認にもご活用ください。

 

お問合せ 下郷町役場総合政策課商工観光係 TEL.0241-69-1144
住所 〒969-5204 福島県南会津郡下郷町弥五島下タ林5316
電話番号 0241-69-1144
駐車場 有り
関連サイト http://shimogo.jp/
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