撮影スポット
日暮の滝
ひぐらしのたき
深い森の中にひっそりと佇む、秘境の滝
観音沼森林公園から大峠へ続く道の途中にある、高さ40mと15mの二段になって流れ落ちる「日暮の滝」。
その姿が、まるで白馬が長い尾を垂らしているように見えることから「馬尾の滝」とも呼ばれています。

江戸初期、第二代会津藩主・加藤明成が江戸から会津入りする際、川の対岸からこの滝を眺め、その美しさに心を奪われたと伝えられています。岩に腰掛けたまま日が暮れるまで見入っていたことが「日暮の滝」という名の由来となりました。
深い森に包まれた静寂の中で、優美さと力強さをあわせ持つその姿は、まさに秘境と呼ぶにふさわしい絶景です。
季節の見どころ・撮影情報

日暮の滝が最も美しい表情を見せるのは、紅葉が深まる秋。
周囲の木々が色とりどりに染まり、白い滝の流れとコントラストが際立ちます。標高が高いため、下郷町の紅葉スポットの中でも一足早く色づきが進み、例年10月下旬ごろに見頃を迎えます。
森の静けさに響く水音とともに、深まる秋の空気を感じながら撮影を楽しめます。


滝へのアクセス
下郷町中心部から車で約20分。
観音沼森林公園を過ぎて、さらに車で10分程進むと道沿いに少し開けた場所があります。ここが日暮の滝の観瀑台で、数台ほど車を停められるスペースになっています。

日暮の滝までの道

日暮の滝観瀑台(駐車スペース)

案内板のあるこの地点が遊歩道の入口です。

約1分ほど遊歩道を登ると、滝を正面に眺められる展望スペースがあります。
| お問合せ | 下郷町商工観光係 TEL:0241-69-1144 |
|---|---|
| 住所 | 福島県南会津郡下郷町野際新田 |
| 駐車場 | 5台程度 |
| 関連サイト | https://www.town.shimogo.fukushima.jp/shimogo_navi/ |