観音沼に広がる白い雪原風景

観音沼森林公園に本格的な冬の到来です。
湖面はすっかり氷に覆われ、積もった雪が湖面を覆っています。冬の観音沼撮影の醍醐味は白い雪原風景と言えるでしょう。12月24日に観音沼に訪れると前日までの吹雪から一転、青空が広がり真っ白な新雪が眩しいばかりでした。

湖面全面が凍りつき、一面の雪原が広がっています。木々と雪のコントラスが観音沼の雪原風景を生み出します。
積雪は約20cm程度で、カンジキやスノーシューを装着するほどではありませんが、スノーシューズを履かないと歩けません。

今年は特に水位が低く、観音沼の倒木跡の木々が水面上に望めます。平らな雪原もいいですが、被写体となる倒木跡が写真にアクセントをもたらしてくれます。

観音沼湖畔には様々な植物が群生しています。みたらせの畔に立つ１本木、観音沼を象徴する木の一つです。

観音沼には湖面側に迫り出した木や倒木した木が数箇所あります。木と観音沼の湖面を一つのアングルにおさめる撮影も観音沼撮影の魅力と言えるでしょう。

観音沼の畔に佇む嶽観音堂は御蔵入三十三観音第13番札所です。 古事記に描かれた神武東征の際に戦いに参加した人馬を弔うために坂上田村麻呂が建立したと伝えられています。禅宗様式の方三間方形造で、華麗な彫刻がみられます。

2023年12月25日の観音沼遊歩道の積雪状況です。当日、積雪は約20cm。
今後、さらに積雪するとスノーシューズや長靴では歩行が困難になります。カンジキやスノーシューなどがあると便利です。また、観音沼公衆トイレは当期間利用できませんのでご注意ください。観音沼の冬は非常に寒いので防寒具、雪で滑りやすいので防滑用具をご準備の上、撮影をお楽しみください。

お問合せ	下郷町観光協会
住所	福島県南会津郡下郷町南倉沢字観音平
電話番号	0241-69-1144
駐車場	有 徒歩約1分、乗用車97台
関連サイト	https://photonavi-shimogo.jp/150